2014/03/09

フランスアンティーク食器 19世紀NEVERSヌヴェール窯のお皿

今日はフランスのブルゴーニュ地方のヌヴェール窯のお皿のご紹介です。
なかなか渋いお品で、グルニエイデコで捌けるものかどうかがちょっと心配ではありますが、純粋にイデコが「良いなこれ」と思って仕入れたものです。

 黄色いお花のガーランドと花形のリムがきれいな深皿です。

ブルゴーニュ地方にあるヌヴェール窯のうち最も有名な窯モンタニョン窯の深皿です。
年代は1899年頃。

はじめはイタリアのお皿?
絵付けの作風がそう思わせたのですが、それもそのはず16世紀にこのヌヴェールの地にやってきて窯を開いたのはイタリアからやってきた職人だったのです。
はじめは白い食器を中心に作っていました。
17世紀になりヌヴェールには窯がいくつもでき、ブルーカマイユ(ブルーの濃淡柄)を中心に、18世紀にはフランス革命を題材にした絵付け皿を数多く生産しています。

やわらかなお花の絵柄です。
うっすらと透ける下地の赤土の色が暖かい雰囲気にさせてくれています。
現在もご子孫の方たちが窯を続けています。
今でも同じようなモンタニョンのマークを使用していますが、このお品は19世紀終わりのものです。
近代のものは、ご子孫の名前のイニシャルJM,GM,GaMなどが加えられています。

 こちらも19世紀のヌヴェールのお皿。

 一か所カケが見られるのですが、お皿自体は未使用のようにきれいな事から、おそらく長い事壁に飾られていたものをおろした際にフックで傷つけたかなにかしてしまったのではないかと思います。

 とても伝統のあるお皿で風格が違います。

 サインはAとM
Antoine MONTAGNON
リムの陰影が美しい・・・


そして下の写真のお皿。
一緒の方から仕入れたのですが、作風が違います。
やさしい水色に、やはり優しい雰囲気で描かれた草木柄。
中央のお花のパニエも18世紀によく見られたものです。



 そう、これは19世紀ではなく18世紀のものではないかと思います。
底裏には脚らしきものがまだなく、刻印やサインもまだない年代です。
ムスティエなども同じですが、古いものになるとサインがありません。


それにしても未使用のようなきれいさ。
やはりず~っと壁に掛けられていたんでしょうかね。
お屋敷なんかの・・・?

三つ並べてみました。
この組み合わせ、良いと思いません?笑

以上のお皿はもうすぐグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします。

Grenier i-Decoオンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/